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書評

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評価


0 投げ銭:


  ★★★ 総合評価:
      星平均:
  ★★★ タイトル:
 ★★★★ キャラクターの魅力:
      書き出し:
  ★★★ 中盤:
 ★★★★ 終盤・結末:
 ★★★★ 読みやすさ・リズム:
 ★★★★ 文体の美しさ・描写力:
    ★ 感動(涙):

総評

大まかなストーリー・キャラクターが特に良かったです! スッと読めますし、面白いと感じたのですが、感情が動いたか?と言われると動いたのは最後のおまけのときめきぐらいだったような気がします。 お母さんに抱きしめられた時も、おばあちゃんが死んでしまった時も感動とか泣けるとかそういう気持ちはやってきませんでした。 書評をしなくてはという気持ちがあるから、客観的に見ようとして感情的な入り込みが少なくなってしまったのかもしれません。 でも心に響くセリフは多くて、伏線が回収されるのも、おっ!と思うところもたくさんありました。


タイトル・あらすじ

あらすじを見て、杜夫のフルネームが引戸杜夫(ひきこもりお)だったんだと知り衝撃を受けました。 本文にも書いてあったなら見落としてしまって申し訳ありません。 タイトルは最初はあまり惹かれませんでした。なのでたくさんある本の中からだったら手に取らないかもしれません。小説を読んだ後であればなるほどなーという感じです。


ストーリー・設定

好きなジャンルのファンタジー恋愛だったのでより楽しめました。 誰からも好かれる魔法という信じられないような突拍子もないところから、人生の大事なことを再確認していくというか、自分の人生を考えさせられるお話がいくつも出てきて良かったです。 杜夫は女性の理想の人となるはずなのに、理想の人と恋をしても、なぜかみんな不幸になっていくのが不思議ですね。でも現実でもありえそうです。深いところをついてるお話だなぁと思いました。


キャラクターの魅力

それぞれ実際にいそうなキャラクターで、しっかり個性も持っていて良かったです。 杜夫。 せっかく誰からも好かれる魔法をかけられたのに、良いことは少なく苦労ばかりしてしまいちょっと可哀想だなと思いました(笑) 苦労しつつも女性みんなに優しく、放っておけないところがいい。(理想の姿だから当然かもしれませんが) でも、そんな中でも引きこもりから勇気をだして、少しずつ変わっていく、杜夫は格好良かったです。 ユーマ。 杜夫のことが大好きなんだろうなというのは、最初からなんとなく嗅ぎ取れました(笑)杜夫を助けたくて、3年寿命を縮めてもいいほど好きで、でも言えなくて、ありのままの自分ではいられないけれど、いつかありのままの自分を見て欲しいと願っているところがなんとも切ないです。 最後のおまけで大切な人杜夫に自分の気持ちをさらけ出して、伝えることができて良かった。 あさみ。 一番好きです。 友達に欲しいタイプ。 暴走するやつかと思いきや、なんだかんだで話を聞いてくれるいい人で、さらけだしていくスタイルは憧れます。 最後、馬鹿だったのね・・・と言いつつ、ユーマの背中をとんって押してあげる感じも良かったです。 お母さん。 杜夫が理想の息子になり、杜夫の記憶がなくなってしまっているのが、切なかったです。おばあちゃんの理想を超えて、魔法が解けたので、引きこもっていたときのことも含めて母と息子で仲良く分かり合えるといいなと思います。


書き出し

序盤ですぐにユーマは杜夫を引きこもり状態から助け出すために魔法の話を持ちかけたんだろうなと展開が読めてしまったのが少し残念だったかもしれません。 2人以上の女性がいたときにそれぞれ違う理想の姿に映って見えているなら、もっとややこしいことが起きそうな気もします。 あと、ユーマは男性ですが、魔法にかからないので、別の男性から男性(杜夫)はどう映るのかな?とも思いました。そういうところもちょこっと出てくると面白いかもしれません。


終盤・結末

終盤では散りばめられていた伏線が回収され、スッキリしました。 ラストでユーマ杜夫のこと・・・!って思ったら、おまけの部分でどーんとときめきゾーンに来て面白かったです。あさみが本当にいい奴だなっと思いました。 あと、理想を超えると魔法が解けるとありましたが、解けるのは対象が理想を超えられた一人で、その他の人に対しては魔法はかかり続けるんだと最後らへんまで勘違いしてました。 一人の理想を超えると魔法が全部解けるんですね。(今回だとおばあちゃん。)


読むのをやめたくなった箇所1

やめたくなったというよりはひとまず休憩という感じですが、区切りの20ページ。


省いたほうが良い箇所

大統領の話、佐賀国の話は、つながりがよくわからなかった。


伏線の使い方

おばあちゃんが生き残る奇跡のところ良かったです。 杜夫のお母さんに魔法をかけて、お母さんの理想の姿を見せる為に奇跡が起きて、生き返ったのか!すごい!と思いました。 あと、ハンバーガー屋ショップのバツイチ女性の方に声をかけられた時に、杜夫がゴホッと本当に病気になってしまいかけるところで、魔法の効力の強さがグンっと際立ちました。


読みやすさ・リズム

難しい表現もなく、わかりやすく読みやすかったです。ありとあらゆる場面が簡単に想像できました。興味がない本を読んでると寝てしまうのですが、眠くなることもなかったです。スッと読めました。


参考になりそうなお勧め書

参考になるかわかりませんが・・・今回の小説、面白いとは思うのですが、声に出して笑うとか、泣けるとかは全くなく、感情の動きは少なかったです。ので、私が声に出して笑ったり、ボロボロになるまで泣けた小説を書いておきます。『とらドラ!』著:竹宮ゆゆこさん


心に残った一文

ユーマ「僕はいつかありのままの姿をその人に見て欲しい。」 杜夫「僕が幸せにできるのは自分ひとり、そして自分を幸せにしてくれるのも自分だけなんだよ。」 「心のひきこもり」というワードも心に残りました。


あなたはこの本をどんな人に勧めたいですか?

腐女子に(笑)でもそんなことを書いてしまったら展開ネタバレになりそうなので、女性に。


この本をより良くするためのアドバイス

佐賀国や大統領や、リサの話のところがあまりわからなkったので、もう少し関わりのわかるエピソードを追加してくれるとつながりがわかりやすい?かもです。


冗長

ユーマのウキャキャという笑い方が想像できなくて少しなんだか引っかかりました。 物足りないところは杜夫には、最後自分自身の魅力で愛する女性と出会って欲しかったかなと思いました。 でもユーマがいるので、やっぱりこれで良かったかとも思います。悩ましいところ。 あと読解力がないせいもあるかもしれませんが、結局リサの存在や佐賀国が出てきたのはどういうことだったんだろう?と不思議に思いました。


作家にメッセージ

お疲れ様でした。また恋愛ファンタジーを書かれるのであれば次は購入して読んでみたいと思いました。あ、今回の作品も書き直しされるのであれば、それもまた読んでみたいです^^書評は初めてなので見当違いなことを書いてしまっていたら申し訳ありません。素敵な作品をありがとうございました!



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